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管楽器の型番の読み方
YAS-280は4つの部分でできています

要点2026.09.15 確認
  • 型番は4つの部分でできています。「YAS-280」なら、Y=ヤマハ、AS=アルトサックス、280=グレード、そして末尾に記号が付けば仕上げか世代です。この4つが読めれば、カタログの型番はだいたい意味が分かります。
  • 数字の先頭がグレードで、大きいほど定価が高くなります。ヤマハのアルトサックスなら2=176,000円、3=231,000円、4=297,000円、6=440,000円台、8=605,000円以上(税込・確認日 2026-09-15)。
  • 🔵 末尾の記号は、楽器によって意味が変わります。「G」は木管サックスなら金メッキですが、金管ならベルがゴールドブラスという意味で使われています。同じ1文字でも別物なので、型番は必ず楽器種とセットで読んでください。
  • ここに書いた規則は、メーカーが公表しているものではありません。ヤマハが型番の付け方をまとめて説明したページは、当サイトでは確認できませんでした(2026-09-15)。以下は、当サイトがヤマハの現行380型番を並べて数えた結果です。
出典:ヤマハ公式の各製品ページと製品一覧(確認日 2026-09-15)。件数と金額は当サイトのデータベースからの集計です。
ヤマハアルトサックス

YAS-280

¥176,000税込希望小売価格改定日はメーカー未記載(確認日 2026-09-10)
E♭調子
ゴールドラッカー仕上げ
ヤマハB♭トランペット

YTR-8335

¥467,500税込希望小売価格改定日はメーカー未記載(確認日 2026-09-10)
B♭調子
クリアラッカー仕上げ
ヤマハアルトサックス

YAS-82ZS

¥693,000税込希望小売価格改定日はメーカー未記載(確認日 2026-09-10)
E♭調子
銀メッキ仕上げ

楽器店のサイトを見ると「YAS-280」「YTR-8335」のような型番が並んでいて、どれが何なのか分からない、ということが起きます。実はこの並び、読み方さえ分かれば意味が取れるようにできています。このページは、その読み方をいちばん最初に押さえるためのものです。当サイトは音の良し悪し・吹きやすさ・上達しやすさを書きません。並べているのはメーカー・正規代理店が公表している税込希望小売価格と仕様(調子・仕上げ・材質・付属品・機構の要点)だけで、優劣は付けていません。

最終更新:2026.09.15確認:管楽器図鑑 編集部

まず、自分の楽器の型番はどこに書いてあるか

いま持っている楽器を調べたい場合、型番(品番)は本体に刻印されています。ヤマハは、管楽器ごとに品番と製造番号がどこにあるかをまとめたPDFを公開しています。

ヤマハの公式資料「管楽器品番・製造番号確認方法」(PDF・ヤマハミュージックジャパン)。楽器ごとに刻印の位置が図で示されています。下の「出典」欄から開けます(確認日 2026-09-15)
品番と製造番号は別のもの品番が「YAS-280」のような型番、製造番号はその個体につく番号です。当サイトが扱っているのは品番のほうで、製造番号から年式を調べることはできません

① 頭の3文字=ブランドと楽器

ヤマハの管楽器はすべてYで始まります。続く2文字が楽器を表します。当サイトにあるヤマハの380型番を並べると、次のようになりました(確認日 2026-09-15)。

YAS / YTS / YSS / YBSサックス。Alto/Tenor/Soprano/Baritone の頭文字です。YAS-280ならアルトサックス
YTR / YCR / YFHトランペット/コルネット/フリューゲルホルン
YSL / YBLトロンボーン/バストロンボーン。頭がYBL-ならバストロンボーンです
YHR / YEP / YAH / YBHホルン/ユーフォニアム/アルトホルン/バリトン
YBB / YCB / YEB / YFBチューバ。4文字目が調子(B♭・C・E♭・F)を表しています
YCL / YFL / YPCクラリネット/フルート/ピッコロ
YOB / YFGオーボエ/ファゴット
🔵 頭3文字だけでは細かい種類までは分かりません。YCL- は29型番ありますが、中身はB♭クラリネット15・Aクラリネット8・バスクラリネット3・E♭2・アルト1に分かれます。YTR- の63型番も、B♭トランペット37のほかにC管11・ピッコロ4・E♭/D管4などが混ざっています。YSL- にはテナー9・テナーバス15・アルト2・バルブ1が同居しています(当サイト集計・確認日 2026-09-15)。

② 数字=グレード(大きいほど定価が高い)

ハイフンのあとの数字は、先頭の1桁がグレードにあたります。当サイトにある現行型番の税込希望小売価格を、先頭の数字ごとにまとめました。

ヤマハ アルトサックス2=176,000円(YAS-280)/3=231,000円(YAS-380)/4=297,000円(YAS-480)/6=440,000〜528,000円(YAS-62系)/8=605,000〜2,079,000円(YAS-82Z・875系)
ヤマハ B♭トランペット2=96,800円(YTR-2330)/3=126,500円(YTR-3335)/4=170,500〜187,000円/8=357,500〜555,500円(Xenoなど)/9=649,000円

数字が飛んでいることにも意味があります。アルトサックスに5と7は無く、2・3・4・6・8だけです。そして4と6の間で定価が14万3千円跳ねます。ここがヤマハの区分の切り替わり目です。

値段が何で変わるのかは、管楽器はなぜ高いのかで現行885型番を使って分解しました。

③ 末尾の記号=仕上げか世代(ここが落とし穴)

型番の最後に付く記号が、いちばん間違えやすいところです。当サイトのヤマハ380型番で、末尾ごとに仕上げを数えた結果です(確認日 2026-09-15)。

S銀メッキ。木管15型番のうち14、金管52型番のうち45が銀メッキでした。楽器をまたいでほぼ共通です
G🔵 楽器で意味が違います。木管(サックス)13型番では10が金メッキ。一方、金管19型番では仕上げはクリアラッカーが多く、代わりに19型番中16でベルの材質がゴールドブラスになっています
Aアンバーラッカー(サックス)。YAS-62A・YAS-82ZA など
Bブラックラッカー(サックス)。YAS-82ZB など
ULアンラッカー(塗装なし)。YAS-82ZUL など
Dデタッチャブルベル(ベル脱着式)。金管11型番。YBL-835D・YSL-823GD など
II / III世代。YSS-475II、YTR-4335GII、YSL-882II など。数字が同じでも中身が違う世代です
上の数え方は当サイトの集計で、メーカーが「Sは銀メッキという意味です」と宣言しているわけではありません。個々の型番については、型番ページの仕上げ欄とメーカーの説明文を確認してください。

記号が2つ以上つながることもあります。YTR-8335GS なら、G(ゴールドブラスのベル)とS(銀メッキ)の両方です。詳しくはYTR-8335 Xeno の派生型番カスタム82Z 全26型番で、メーカーの説明文つきに並べました。

ヤマハ以外はどうか

この読み方がそのまま通じるのはヤマハです。他のメーカーは作りが違います。

ヤナギサワA-WO1、T-WO10 のように「楽器の頭文字-シリーズ名+数字」です。AはAlto、TはTenor
セルマー・パリ型番ではなくシリーズ名で呼びます。「シュプレーム E♭アルト Dark Gold Lacquered」のように、シリーズ+楽器+仕上げの3つで1つの商品です。数字の型番はありません
バック180ML37SP のように、管の仕様と仕上げを並べた記号です

セルマーの読み方はセルマー サックス 現行59型番の定価一覧にまとめています。

次に読むと分かりやすい記事

型番ページと購入先

YAS-280 型番ページ

価格・在庫は変動します。最新の価格と付属品はリンク先の商品ページとメーカー公式ページでご確認ください。

YTR-8335 型番ページ

価格・在庫は変動します。最新の価格と付属品はリンク先の商品ページとメーカー公式ページでご確認ください。

よくある質問

YAS-280の「YAS」は何の意味ですか?

Yがヤマハ、ASがアルトサックス(Alto Saxophone)を指します。テナーはYTS、ソプラノはYSS、バリトンはYBSです。当サイトのヤマハ380型番では、この3文字の並びと楽器の対応は一貫していました(確認日 2026-09-15)。

数字が大きいほど良い楽器ですか?

当サイトは楽器の良し悪しを判断しません。事実として言えるのは、数字の先頭が大きいほど税込希望小売価格が高いということです。ヤマハのアルトサックスでは2が176,000円、8が605,000円以上です(確認日 2026-09-15)。自分に合うかどうかは試奏で確かめてください。

型番の最後のSは何ですか?

銀メッキ仕上げを指していることが多い記号です。当サイトのヤマハ380型番では、末尾Sの木管15型番のうち14、金管52型番のうち45が銀メッキでした(確認日 2026-09-15)。ただしメーカーが意味を宣言しているわけではないので、個々の型番は仕上げ欄で確認してください。

同じ「G」なのに、サックスとトランペットで違うのはなぜですか?

理由はメーカーが公表していないため書きません。事実として、サックスの末尾Gは13型番中10が金メッキ仕上げ、金管の末尾Gは19型番中16でベルの材質がゴールドブラスになっており、仕上げはクリアラッカーが中心です(確認日 2026-09-15)。同じ記号でも楽器が違えば別の意味になるので、型番は楽器種とセットで読んでください。

自分の楽器の型番はどこを見れば分かりますか?

本体に刻印されています。ヤマハは「管楽器品番・製造番号確認方法」というPDFで、楽器ごとの刻印の位置を図で公開しています(下の出典欄からご覧いただけます)。品番(型番)と製造番号は別のもので、当サイトが扱っているのは品番のほうです。

この記事の出典

価格はメーカーが公表している税込希望小売価格です(改定日・出典を併記)。「時価」「オープン価格」はメーカーの表記のままです。実際の販売価格は店ごとに異なります。 「—(メーカー未記載)」は、メーカー公式ページ・カタログ・取扱説明書を確認したうえでその項目の記載が見つからなかったことを示します(推測では埋めていません)。「—(未確認)」は当サイトがまだ確認できていない項目です。

出典 24 件を表示(メーカー公式ページ・正規代理店・カタログPDF)
  1. ヤマハ「管楽器品番・製造番号確認方法」(PDF)(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-15
  2. ヤマハ公式 サクソフォン 製品一覧(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-15
  3. ヤマハ公式 B♭トランペット 製品一覧(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-15
  4. ヤマハ公式 クラリネット 製品一覧(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-15
  5. ヤマハ公式 トロンボーン 製品一覧(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-15
  6. 当サイトのデータの作り方・出典方針(別タブで開く)当サイト/確認日 2026-09-15
  7. ヤマハ/YAS-280(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  8. ヤマハ/YAS-280(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  9. ヤマハ/YAS-280(別タブで開く)カタログ・取説PDF/確認日 2026-09-10
  10. ヤマハ/YAS-280(別タブで開く)カタログ・取説PDF/確認日 2026-09-10
  11. ヤマハ/YTR-8335(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  12. ヤマハ/YTR-8335(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  13. ヤマハ/YTR-8335(別タブで開く)カタログ・取説PDF/確認日 2026-09-10
  14. ヤマハ/YTR-8335(別タブで開く)カタログ・取説PDF/確認日 2026-09-10
  15. ヤマハ/YAS-82ZS(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  16. ヤマハ/YAS-82ZS(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  17. ヤマハ/YAS-380(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  18. ヤマハ/YAS-380(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  19. ヤマハ/YAS-480(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  20. ヤマハ/YAS-480(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  21. ヤマハ/YAS-62(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  22. ヤマハ/YAS-62(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  23. ヤマハ/YTR-2330(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10
  24. ヤマハ/YTR-2330(別タブで開く)メーカー公式/確認日 2026-09-10

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